今回の記事はルクソールでの観光方法についてご紹介したいと思います。
よろしければ下記からルクソールの旅行記もご覧ください👇👇
● 4000年の歴史!カルナック神殿へ
● 歴史が織りなすルクソール神殿
● 王家の谷お墓めぐりの旅
● 最も美しい墓?王妃の谷・ネフェルタリの墓へ
観光方法:ツアーの利用が楽で安心
ルクソールでの観光方法は主に三つありまして、①ツアー、②タクシーチャーター、③自転車が挙げられます。
個人的にはツアーの利用が楽かなと感じました。
ツアー
まずはツアーについてです。
ルクソールではツアーの選択肢が非常に多いです。
ツアー内容は、カルナック神殿やルクソール神殿のある東岸を周るもの、王家の谷のある西岸を周るもの、東岸・西岸の両方を周るもの、早朝の気球フライト付きのものなど様々です。
またツアー形態についても、団体のツアーからプライベートツアー、ガイドなしドライバーのみのものまで選択肢が豊富です。
ですので、自分の希望に沿ったツアーが比較的見つけやすいです。
ツアーの予約ついては、「Viator」や「Trip advisor」の利用がやはり良いかなと思います。
様々な会社のツアーが集まっているのでバリエーションが多いです。
ツアーの料金はガイド付きで一人50~100ドルほど、ドライバーのみで20~40ドルほどといった具合です。
プライベートツアーの場合、行先については旅程には含まれていなくても当日直接相談して追加で加えてもらうことが可能な場合もあります。
私は東岸と西岸の一日ツアー(ドライバーのみ)を利用したのですが、旅程にない王妃の谷を追加料金込みで組み込んでもらいました。
タクシーチャーター
第二の選択肢としては現地でタクシーをチャーターする方法があります。
特にガイドなしでマイペースに観光したい場合はチャーターを検討することになるかと思います。
ルクソールの空港や鉄道駅、ホテルの前などにドライバーの方がたくさんいるので、そこで交渉してチャーターする感じです。
交渉次第ですが、料金は一台一日で30~60ドル程度が相場になっています。
個人的には現地でのタクシーのチャーターはあまりおすすめしにくいです。
というのも、現地でのチャーターは交渉や支払い時にトラブルが起きる可能性もあるからです。
後から料金を吊り上げられたり、道中にお土産店に半ば無理やり連れていかれるなどなど…
くわえて英語を話せる方を探すところから一苦労するかもしれないという心配もあります。
料金的にも現地でのチャーターとツアーでの手配はほとんど変わらないので、ガイドなしで周りたい方もツアー経由でドライバーを探しておくほうが安心です。
自転車
ルクソールでは現地で自転車を借りて観光地を周るという選択肢もあります!
ルクソールの西岸には畑や砂漠が広がっていて自然も素晴らしいので、サイクリングをしながらの観光も魅力的です。
(ただし、4月から10月ごろにかけては暑くて日差しも厳しいのであまりおすすめしません…)
西岸の主要観光地は比較的に密集しているので、距離的にも自転車で周るのは苦にならないかと思います。
主要観光地のなかで一番遠い王家の谷までで西岸のボート・フェリーの港から8キロほどです。
ちなみに東岸で自転車を借りてそのまま西岸まで自転車で行くというの少し大変です。
ルクソール東岸の市街地から西岸の観光地に行くには、南にある橋までいったん下って西岸へ渡りそこから再び北上する必要があります。
距離にすると片道30キロほどになるので1時間半程度はかかります。
東岸と西岸を両方を自転車で周る場合は、フェリーで西岸へ行くのがベターです。東岸で借りた自転車をフェリーに乗せて西岸へ渡ることができます。
また西岸にもレンタサイクルのお店はあるので、西岸に渡ってから自転車を借りるという選択肢もあります。
自転車で観光したい場合は、宿泊先のホテルの方に尋ねるのが一番良いかと思います。
ホテルで自転車をレンタルしていることもあるので、まずはホテルの方に聞いてみましょう。
レンタルしていない場合は利用しやすいお店を紹介してもらいましょう。
筆者の観光コース:東岸・西岸を一日でめぐる
私はツアーを利用して観光しました。
ツアーは下記のViatorのツアーです。
ツアーとは言ってもガイドなしドライバーのみのものを選んだため、タクシーを一日チャーターしたような感じです。
料金は二人合わせて40ドルでした。
私は朝7時から開始でツアーを予約。以下の順番でまわりました。
サイト記載の旅程では西岸が先で東岸は後の予定でしたが、ドライバーさんの裁量で東岸が先になりました。
【東岸観光地】
7時:ホテル出発
7時半:カルナック神殿(約1時間)
9時:ルクソール神殿(約40分)⇒ 西岸に移動
【西岸観光地】
10時半:メムノンの巨像(写真撮影のみ)
11時:王家の谷 (約1時間半)
13時:ハトシェプスト女王葬祭殿(45分)
14時:ラムセウム (外から写真撮影のみ)
14時半:王妃の谷(約1時間)
15時:ホテル到着&ツアー終了
ツアーには王妃の谷は含まれていないプランだったのですが、ドライバーのおじさんと交渉し、追加料金を支払うことで訪れることができました。
いろいろな不安もあったなかドライバーの方はとても親切にしてくださったため、ツアー終了時に多めにチップを乗せて20ドル支払いました。
(いま思うとチップは払いすぎたかもしれません…)
もともとのツアーの予定ではお昼ご飯やお土産屋(西岸のアラバスター工房)などにも寄る予定でした。
ですが、私たちはその二つはスキップしてもらったため、東岸西岸のメイン観光ルートに王妃の谷を足しても8時間程度でツアーは終わりました。
見学時間にもよるとは思いますが、早い出発だと上記に加えてルクソール博物館やメディネットハブ(ラムセス3世葬祭殿)、ラムセウム(ラムセス2世葬祭殿)などを含めても一日で周りきれる日程感かと思います。
ちなみにルクソール神殿は夜20時まで開いているため、一日でたくさん周りたい!ということでしたら西岸を先にして東岸を後にしたほうが良いかと思います。
観光パス:遺跡巡りにお得なルクソールパス!
ルクソール観光ではルクソールパスという便利な観光パスがあります!
5日間有効のフリーパスで、ルクソールのすべての遺跡や博物館で利用することができます。
ルクソールを周られる方にはおすすめです。
価格はプレミアムパスが250$、スタンダードパスが130$です。学生はそれぞれ半額です。
カイロパスを持っている場合には割引があり、それぞれ半額で購入することができます。学生も割引でさらに半額になります。
プレミアムパスでは入場料が高額なネフェルタリの墓やセティ1世の墓への入場も可能です。
詳細は下の記事でまとめていますのでよろしければご覧ください!
まとめ
遺跡がたくさんあるルクソールでは観光方法も様々です。
個人的にはツアー利用がおすすめですが、現地でのタクシーチャーターで交渉を頑張って費用を抑えるのも旅行の楽しみになるかもしれません。
暑くない季節でしたらレンタサイクルでの観光も魅力的です。
旅程と相談しながら観光手段を選びましょう!
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