今回の記事ではカッパドキアのおすすめスポットをご紹介したいと思います!
カッパドキアには見どころがたくさんありますが、今回は三つピックアップしてみました♪
カッパドキアの空港から市内への移動については以下の記事でまとめています。
ビュースポット
カッパドキアでは奇岩や気球を見えるビュースポットがいくつかありますが、今回はギョレメ近辺で景色の良いスポットをご紹介します!
ギョレメ南部の丘:Sunset/Sunrise/Balloons Highest View point in Göreme
まず一つ目がギョレメ市街の南端にある丘の上の展望台(Sunset/Sunrise/Balloons Highest View point in Göreme)です。
洞窟ホテルが集まったギョレメ南部の丘を登った頂上にあります。
ギョレメ中心街から歩いて10分ほどです。
丘に上がる道路の入り口で入場料として10TRY(約55円)支払う必要があります。
丘の頂上からは北の方角にはギョレメの街、東から南には奇岩群を一望できます。
朝日や夕日もきれいに見ることができます。
当日の風向きなどにもよりますが、気球が飛んでいる風景も眺めることができる場所です。
ギョレメ市街から歩いてすぐいけることもあって時間帯によっては混雑しています。
特にギョレメ市街を見下ろす展望台(上のマップのピン付近・下の写真の場所)はポピュラーなスポットなので、眺めをゆっくり楽しんだり写真を撮ったりすることが難しいことも。
展望台エリアの東や坂をさらに登った南にも良い具合のスポットがあるので、そちらまで足を伸ばしてみてもいいかもしれません。
展望台の丘の麓には奇岩を掘って造られたホテルがたくさんあり、洞窟状になった客室に宿泊することもできます!
私も訪れた際に宿泊してみたのでよろしければ以下の記事もご覧ください♪ (場所は少し違いますが..)
ギョレメ西部の丘:Balon Seyir Terası付近
お次のスポットはギョレメの西側の丘の上です。
天候にもよりますが、気球の離着陸ポイントがギョレメ市街の展望台よりも比較的近めです。
丘はギョレメとウチヒサルの間にあるためギョレメ中心部からは徒歩20分ほどかかります。
レンタカーやタクシーの利用が前提になりますが、ギョレメの北西にある「Love valley」付近でも日の出や気球をきれいに見ることができます。
奇岩群に囲まれていて気球の離着陸ポイントが上記の二か所よりさらに近めなケースが多いのもあって、迫力のあるスポットになっています。
早朝にアクセスするのは少し大変ですが、余裕のある方にはこちらもおすすめです。
ウチヒサル城
「ウチヒサル城」(Uçhisar Kalesi)はギョレメの西、ウチヒサルにある奇岩の一つです。
「城」と名前がつくぐらい立派な一枚岩でできています。
ウチヒサル城はローマ帝国時代の1~4世紀ごろに造られはじめたとされています。
住宅や城塞として使用されていたそうで、岩の内部や地下には部屋や通路が張り巡らされています。
地下の見学はできませんが、岩の内部は見ることができ当時の面影を感じられます。
カッパドキアにはカイマクルやデリンクユに地下都市がありますが、ウチヒサル城でも地下都市の一端を見ることができます。
岩の頂上からはギョレメやウチヒサル市街、奇岩群や谷を一望できるのも魅力的です。
入場料は120TRY(約660円)です。
アクセス方法
ギョレメやネヴシェヒルの市街からはバスでアクセスすることが可能です。
30分に1本の間隔で市街のバスターミナルから路線が運行しています。
料金は20TRY(約110円)でした。
ギョレメやネヴシェヒル以外の地域からバスで行く場合は、ギョレメまで行ってネヴシェヒル行きのバスに乗り継ぐ必要があります。
カッパドキアの市街地ではメーター制のタクシーもお手頃な料金で利用できるので、タクシーもおすすめです。
私はウチヒサル城からの帰りにギョレメまで利用しましたが、70TRY(約380円)でした。
バスは発着時刻にもブレがあるので、二名以上でしたらタクシーのほうが気楽に利用できて便利かと思います。
ギョレメ野外博物館
ギョレメ野外博物館は奇岩を掘ってつくられた教会や住居跡が集まっているエリアです。
ローマ帝国時代の4世紀ごろから住居や教会が造られはじめたとされています。
洞窟教会群が盛んに作られたのは9~11世紀だそうです。
トルコには古くはローマ帝国が栄えており、地域一帯ではキリスト教が主に広まっていました。
ところが、中世に入り勃興してきたイスラム王朝との争いが深まるなかで、キリスト教徒がギョレメ地域に避難していき洞窟協会が築かれていったそうです。
ギョレメ野外博物館の入場料は300TRY(約1,650円)です。
暗闇の教会
野外博物館の一番の見どころは「暗闇の教会」(Karanlık Kilise)です。
非常に保存状態の良いきれいな壁画が天井と壁の一面に描かれています。
内部は残念ながら写真撮影禁止のため写真はありませんが、とても神秘的な空間でした。
なお、教会の入り口で博物館の入場料とは別途で100TRY(約550円)を支払う必要があります。
アクセス方法
ギョレメ野外博物館へのアクセスは、徒歩、タクシー、バスの三つが主な選択肢になります。
ギョレメ中心部からは徒歩で約20分、タクシーだと約5分で料金は50TRY(約270円)ほどです。
バスは1時間に1本の間隔で市街のバスターミナルから出ています。料金は20TRY(約110円)です。
ギョレメ野外博物館を経由するバスの路線は、ギョレメだけでなくオルタヒサルやユルギュップ、パシャバー、セルヴェ、アヴァノスなどの主要な地域を結んでいるので各地から利用可能です。
ただし、ウチヒサルやネヴシェヒルからバスを利用する場合はギョレメでの乗り継ぎが必要になります。
ギョレメ野外博物館のバス路線は運行本数があまり多くないので、タクシーの利用が個人的にはおすすめです。
メーター制で比較的に遠いアヴァノスやユルギュップからでも1,000~1,500円ほどなので、複数名での旅行だと特に利用しやすいかと思います。
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