ハンハリーリ市場でお土産探し！店主と値段交渉バトル【エジプト・カイロ】

今回はエジプトのお土産事情についての記事です！

エジプトの観光地にはいたるところにお土産屋さんがあります。
古代エジプトのピラミッドやオベリスクの置物、ファラオの像、パピルスなどのお店がずらーっと。
アラビックなカーペット、香水瓶、ランプなどなどのお店もたくさんあります。

たくさんあるうえに値札がなくて相場もよく分からないしどうすればいいんや！と思い、挙句の果てにお店のお兄さんとバトルを繰り広げました笑
お土産を探す際に個人的に注意したい点とオススメ場所について書きたいと思います。

お土産の値段は交渉制！相場は？

エジプトのお土産は基本的に値札が付いていなくて言い値からの交渉で買います。
ごく一部のお土産屋さんや考古学博物館にある公式(？)なお店でのみ値札が付いていました。

私が散策した感覚としては、お土産の相場は日本の物価の半分から1/4程度が目安になるといった印象です。
エジプトの年間の給与がおおよそ日本円で80万円ほどとなっておりますので(※1)、そのような現地の実勢にくわえて観光地価格というのを踏まえるとこのあたりに落ち着くのではないでしょうか。

とはいえ品物によって価格の幅はまったく違いますので、お土産を本格的に物色する前に、値札の付いたお土産店や大きめなスーパーなどである程度相場をつかんでおくのがベターです。

ここがおすすめ！ハンハリーリ市場の奥地

カイロで有名なのはなんといってもハン・ハリーリ市場(ハン・ハリーリ・バザール)です！冒頭の写真もハンハリーリ市場の写真になります。

お土産の類のほとんどはこの市場で探せるかと思います。
ザ・お土産屋さんといったお店だけではなく、スパイスやシーシャなどのローカルな雰囲気のお店があるのも魅力です。

写真映えする場所もたくさんあり、カメラをもちながらぶらぶらするのも楽しいと思います。

本当にたくさんのお店がありどこで買うか迷うかと思いますが、個人的には比較的に落ち着いた市場の奥(中央から北と西)のほうのお店で買うのが良いのかなと感じました。
具体的には次項で載せているマップの黒線外の赤点の付近やそこから北、西あたりのエリアになります。

理由としては三つあります。

元の値段が比較的にそこまで高くないので、余裕を持ってお土産を見ることができます。
おじさんに値段をきくとぼそっと教えてくれ、何も買わずに立ち去るときも特に引き留められることはありませんでした。

ハンハリーリ市場の激戦区

一方で、Al Azhar通りやアルフセインモスクの近くのお店は言い値が高く、客引きがすごいケースが多いです。

相場の数倍、十数倍の値段を提示してきます。ぼったくりか！と思うほどふっかけてきます。
日本語も盛んに飛びっています。よく日本人と見分けがつくなと思うほど、本当にどんどん声をかけてきます。

「ミルダケミルダケ！」
「カカクハカイ！！」
「ゼンブタダ！！！」

私の場合、最終的に5ドルで買ったTシャツ(相場よりは高めかも)も、はじめは75ドルとふっかけられました。

いやいやそれは高すぎ！とバトルを繰り広げ、あまりにも値段が下がらないので、もう結構ですと店をでた後、店主のおじさんが追いかけてきながら「しゃーない！いくらなら買うんや！」「15ドルでどや！」「わかった！10ドルや！」「5ドルや！！」と言ってきたので、そこで妥協して決着しました。

客引きの強めなお店では、いろいろ交渉の末に値段に納得がいかずにお店から出て行くと、お店の人が追いかけてきます。
追いかけてきながら少しずつ値段を下げてくれはするのですが…疲れます

にぎやかで活気のある雰囲気は私は好きでしたが、お店に入って商品を見はじめると次々に商品を勧めてくるため、なかなか自分のペースで見ることができず少し困りました。

というわけで、目当ての品がない限り、客引きの強い店の前で立ち止まらない、店の中には入らないほうがトラブルは避けられるかもしれません。

© OpenStreetMap contributors

マップ上の黒線で囲った内側あたりが圧の強い激戦区！

その点、市場の中央(マップの赤点付近)から北や西のほうにあるお店は比較的にまったりと見ることができ、交渉もそこまでハードではない感じなのが良かったです。
お土産探しに疲れた方はマップ赤点付近から市場奥のほうのお店に行くのを個人的にはおすすめしたいです！

まとめ

お土産探しはエジプト観光の醍醐味の一つです。日本ではあまりすることのない値引き交渉は大変ですが貴重で楽しい体験でもあります。

さんざんお土産の値段交渉について本文で書いてしまいましたが、安く買うことだけでなく何よりも楽しんでお土産を探せるようにしたいですね！

次回はカイロのショッピングモールとルクソールでのお土産について書きたいと思います。